結婚したら自分の時間がなくなるんじゃないか?

そんな気持ちを、結婚して幸せそうにしている先輩に打ち明けてみた。
先輩は
「私も全く同じこと思っていたよ、結婚する前はね。」
といって笑った。
そんな先輩の、結婚前の心境の変化と現在の心境について話を聞くことができた。
以下先輩のお話。まとめてみたよ!
先輩:佐伯順子さん(仮名) 30代
結婚して2年目の女性。
以下先輩のお話。↓↓
結婚する前は自分の時間が大切だったよ
私ね、就職して親元を離れてからの4年間は、自分の好きなように時間とお金を使ってきたわ。
快適だったな~(笑)
この暮らしが変わってしまうのがなんだか惜しくて、
「結婚なんてしなくてもいいや!」
と思っていたの。ホント。
さらに、はっきりとその気持ちが強くなって、確信に変わるきっかけは、元彼との別れ方だったの。
結婚を考えていたのに
元カレとどうして別れたのか?
私には、専門学生時代から付き合っている彼氏がいて、社会人1年目の時には付き合って3年が経過していたの。
年下の彼氏で、まだ向こうは学生だったから、
「結婚は彼が社会人になってからかなあ」
なんて当時はおぼろげに思っていた。
学生時代は 時間の使い方が自由でゆとりがあった
私の学生生活は、きままそのもの。好きな時間に起きて、学校に行く気が起きなかったら、家でのんびり読書。それからバイト。
そんな気ままな生活をしていたから、暇な時間もたっぷり。
週末の彼とのデートも楽しい以外の何物でもなかった。
私が就職してから、時間の使い方に溝が・・・
私が就職してからは、学生時代とはまるっきり違う暮らしに。
決まった時間に起きて、決まった時間に出勤。一人暮らしだったから、帰宅後はご飯を作って少し掃除して、お風呂に入って眠る。
決まりきった生活リズムの中で、自分の時間なんて持つ余裕がなかった。
それでも初めのころは、学生時代と同じように、彼氏と会うのが楽しくて、逆に仕事の息抜きにもなっていた。
段々 彼との時間が煩わしくなってきた!
ところが・・・
段々と週末の彼とのデートが、億劫に感じられるようになっていったのよ。
え?なぜかって?
何故かと考えると・・・
「自分のしたい事だけに没頭できる時間がなかったから」。
自分の好きなことに使える時間が欲しい!
私は読書も好きだし、音楽も好き。
ホットヨガにも通ってみたい。
飽き性だけれど本だけはずっと好きだし、飽き性だからこそ、色々なことに挑戦してみたいという気持ちがあった。
でも週末のたびに、彼氏と会っているせいで、それが出来ない。
好きなはずの彼の事が、なんだか疎ましく感じるようになってしまった。
え?なんで?って自分でも驚いたよ。
でもやっぱり彼と会うより自分の時間が大事。その思いは強くなるばかりだった。
このままじゃいけないーーー。
そう思ってはいたものの、ゆとりのない時間、ゆとりが出てきてしまった金銭面。どうにもバランスがとれなくて、彼と過ごしていてもなんだか居心地がよくなかった。
そのうち、だんだんとデートを断るようになってしまい、お互いの家が遠かったのもあってデートは月に1回くらいの頻度になっていったのよ。
ライブに行く暇があるなら 俺と会えるだろ!
少し話は巻き戻るけど、私は高校時代からライブが趣味で、多い年には年に60回ほどライブに通っていたのね。
東京に住んでいて、そこから高速バス、社会人になってお金に余裕が出来てきてからは新幹線や飛行機なんかも使って、有給はほぼライブの為に使うような生活。
ライブで知り合った友達とはもう十年以上の付き合い。ライブが終わった後に、飲みに行ったり、ホテルの部屋でライブの良かった場面を語り合うのがとっても好きだった。
付き合い始めたとき、彼はこう言ってくれたわ。
「お互い大好きな趣味があるから、その時間は大事にしたいね」と。
そう言ってくれていた彼から、驚くような発言が。
「ライブに行く時間があるなら、俺と会えるだろ」
そう言われた瞬間、なんだか気持ちが切れてしまった。
「自分の時間をどう使うかは自分で決めたい!!」
って。そう感じてしまった。
そして。彼とはそれが原因で別れた。
自分の時間がなくなるくらいなら
もう恋愛はこりごりだと思った
それから3年間。また同じ思いをするのが嫌で、誰かとお付き合いをするなんて考えたことがなかったし、その前にそういう恋愛の出会いのチャンスがある場所に、出向くことも避けてしまっていた。
恋愛してまた自分の時間がなくなるのは嫌だ。
好きなように自分の時間を使いたいのに、それを邪魔する恋愛ならもう要らないと。
結婚したらもっと自分の時間はなくなる?その恐怖
恋愛中ですらこうなのだから、結婚したらもっとヒドイことになる、
私はもうそれが恐怖だった。
結婚したら相手のペースに合わせて生活しなきゃいけないし、子どもが出来たら子ども優先になるだろうし、
自分の時間なんて全然ないんじゃないか?
そんなのほんとに無理!無理!
と思っていた。
結婚した今は全く違う心境に
ところがね。結婚したら、その心境に大きな変化が起こったのよ。
なんだかんだと今の主人と出会って、ご縁があって結婚したのね。
結婚して2年がたった今、どうだろう!?
あんなに恐怖だった「自分の時間がなくなる」という気持ち。
不思議とそれは今はないのよ!
え?なぜかって?
そうだなあ。。。。
結婚したら一人で何かをする時間は減る。
でも工夫次第でそれは作れる
確かに、一人でなにかをする時間はだいぶ減った。でも少しだけ工夫して時間を作っている。その工夫の方法はいろいろあるんだよ。
結婚生活で一人の時間を捻出する工夫とは?
①夫が飲み会でいない時
例えば、夫が飲み会の時に、手抜きご飯を一人で食べて、夫には見せられないかわいくない格好でダラダラ読書。サイコー!(笑)
②夫より早起きをする
夫より少し早く起きて、音楽を聴いたりランニングをしたり。
これはいいよ。
「夫より早く起きた妻」もアピールできるしね?(笑)
③就寝前の1時間は、自由に過ごす時間だとお互いに決めた
これは、自然とそうなってしまったんだけど、凄く上手くいっている。
この流れが自然とできたのも非常に大きい。
お互いに、夜は自分自分で思い思いに自由に過ごす。相手に干渉しないってルールが出来たの。
私は、寝る前に考え事する。一日にあったことを手帳にまとめて、今度の一人時間にしたいことを書き留めておく。そうすると、凄くすっきりするよ。
「自分の時間」を結婚してもちゃんと確保したい!!
結婚してもちゃんと自分の時間が欲しい。だから、上記のような工夫をするようになったのよ。
いろいろ工夫すると作れるものなのよ、「自分の時間」って。
そうして、限られた一人の時間を満喫する術を覚えた。むしろ、限られているからこそ、いかにその時間を充実させるかを考えられるようになった。
そんな充実した自分の時間があるからこそ、2人で過ごす沢山の時間を心底楽しむことができているのだと思う。
今はね、彼といる時は「自分の時間がない」なんて全く思わないよ。
結婚してよかった。
そう感じる時は必ず、彼が隣にいるの。
2人でいる時の方が、自分で好き勝手なことしている時と同じくらい幸せだと思える。そう、そんな自分にびっくりしているの。
夫だってきっと「自分の時間」が欲しいはず
でも 夫だってきっと「一人の時間が欲しい」と思っているはずだよね。
人生長い。夫婦生活は永遠とづづくわけだから。無理せず、お互いに好きなことできる時間を尊重して、寂しい時は二人でくっついて(笑)過ごせばいい。
そう思わない?
そんなゆるゆるな感じが心地いいよ。
結婚したら自分の時間がなくなって不幸だ
・・なんて、みんな極端に思いつめ過ぎだと思うよ。
だれだって 結婚してもしなくても、人間はもともと孤独、一人な生き物。
自分の時間を大事にしていいんだと思う。
それをわかって尊重してくれる結婚相手を、あなたも見つけられたらいいね。
応援しているからね!
実際に結婚している人の実話は参考になった
佐伯順子さん(仮名)の話聞いてすごく心が軽くなった。
そうだよね。
結婚したら、永遠に自分の時間がなくなるなんて・・・・
そんな窮屈な考え方、ガチコチになって思詰めていた。
なにも結婚しても100%自分の人生や時間を
夫にささげなくてもいいんだよね(笑)
だって召使じゃないんだからさ?(笑)
お互いに心地よく、一人でも楽しいし、2人でも楽しい。
そんな関係で暮らせたらいいんだけど。
そう思っている人いるかな?
いや、いるでしょ!!
だって男の人の方が女の人より
「俺の時間の邪魔をするな!!!」
という人種じゃない?
例えば、ゲームしたり、マンガ読んだり、、、、
それに没頭している男の人はそっとしておこう。
それが彼の自分の時間なんだから。
「結婚したら自分の時間がなくなる、だから結婚したくない」
という私の心の奥深い不安は、かなり消し去って楽になった。
もっと柔軟に考えていこう!!
先輩、お話ありがとう!!
自分の時間を大切にしたい男性いる?
あなたの一人の時間、私大切にしてあげるから。
だから私の一人の時間も大事にして。
そんな男性、募集中だよおーー!!!(笑)